マイクロSDカードを仮想HDDとして使う

Lenovo YOGA Bookを使ってみて、分かってはいましたが、やはりCドライブの空き容量が少ない。
なのでマイクロSDカードを仮想HDDとして使えるようにしてみました。

マイクロSDを挿入すれば普通にDドライブとして使えるわけですが、それだと外部メモリとして認識されているので使い勝手が悪い。
そこで、SDカードを仮想HDDとして認識させれば格段に使い勝手が良くなります。
たとえばアプリケーションのインストール先としても使えるようになります。

それでは作業をしてみます。

マイクロSDカードのドライブを変更

まずは仮想HDDをDドライブとして使いたいので、マイクロSDカードのドライブをDドライブから、今後も使う事が無いであろうOドライブへ変更します。

まずは画面下段のマイクロSDカード(Dドライブ)を選択して右クリック。
メニューから「ドライブ名とパスの変更」を選択します。

「変更」ボタンを押します。

「次のドライブ文字を割り当てる」で「O」ドライブを選択します。
もちろん他のドライブ文字を選んでもOKです。

確認画面が表示されるので「OK」をクリックします。

これでドライブ名が「Oドライブ」になり、変更が完了です。

仮想ディスクの作成

次に仮想ドライブの作成です。

スタートボタンを押して、メニューから「ディスクの管理」を選択します。

ディスク管理の画面が開いたら、メニューの 「操作」>「VHDの作成」 を選択します。

「仮想ハードディスクの作成と接続」画面が開いたら、参照ボタンを押します。

ファイル参照の画面が開いたら、左のツリーからマイクロSDカードを選択し、ファイル名を適当に付けます。
私は「VHD」としておきました。

仮想ハードディスクのサイズを入力します。
きっちり全部ににはできそうになかったし、後に軽いファイルを2つ入れなきゃいけないので、数十MB余らすことになるギリギリの値をセットしました。

値がオーバーしているとエラーメッセージが表示されます。

他に仮想ハードディスク フォーマットを「VHD」、仮想ハードディスクの種類を「容量固定」にします。

最後に「OK」ボタンを押すと上の画像のディスク管理に戻ります。

次に新しく追加されたディスクの右端「ディスク2 不明 初期化されていません」と書かれた部分で右クリックし、メニューから「ディスクの初期化」を選択します。

MBR(マスターブートレコード)を選択し、「OK」ボタンを押します。

新しく追加されたディスクの右端が「ディスク2 XXGB オンライン」になります。

次にその右側、「XXGB 未割り当て」で右クリックし、メニューから「新しいシンプルボリューム」を選択します。

ウィザード画面が表示されるので「次へ」をクリックします。

ボリュームサイズを指定します。特に分割とかしないなら最大値でよいです。

次にドライブ名を指定します。
先ほどDドライブを空けておいたのでDドライブを指定します。

ボリュームラベルを適当に付けます。

設定内容に間違いが無ければ「完了」をクリックします。

これで仮想HDDのできあがりです。

起動時に仮想HDDを自動でマウント

折角作った仮想HDDですが、PCを再起動すると消えてなくなっちゃうんです。
これは毎回起動時にマウントする作業が必要なんですね。

そこで、タスクスケジューラを使って、起動時に自動でマウントするようにします。

まず、ファイルを2つ作成します。

vhd_mount.bat

diskpart -s O:\vhd_mount.txt

vhd_mount.txt

sel vdisk file="O:\vhd.vhd"
attach vdisk

vhd_mount.batとvhd_mount.txtというファイルをテキストエディタで作り、それぞれ上の内容を保存します。

1つ目のファイル、hd_mount.batの「O:\mount.txt」のところ、「O」の部分はこのファイルの保存先ドライブになります。
私はマイクロSDカードに保存するので「O」としました。
また、「mount.txt」は2つ目のファイルのファイル名になります。

2つ目のファイル、vhd_mount.txtの「O:\vhd.vhd」は作成した仮想HDDファイルの保存場所を指定します。
今回はOドライブのマイクロSDカードに作成したので「O:\vhd.vhd」になります。
念のため、、、「vhd.vhd」は上で作成した仮想HDDのファイル名になります。

次にスタートメニューを右クリックしたメニューから「コンピュータの管理」を選択します。

開いた画面の左側にあるメニューから「タスクスケジューラ」を選択し、次に右側にあるメニューから「タスクの作成…」を選びます。

開いた画面の上部にある「名前」欄にタスクの名称を適当に入力します。
次に画面下の方にある「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」に黒丸を入れます。
ここではまだ画面下の「OK」ボタンを押しません。

次に「トリガー」タブをクリックし、画面下にある「新規」ボタンをクリックします。

画面上部の「タスクの開始」で「スタートアップ時」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

トリガー画面に「スタートアップ時」が追加されます。

次に「操作」タブをクリックし、画面下にある「新規」ボタンをクリックします。

参照ボタンをクリックし、マイクロSDカードに保存した「vhd_mount.bat」を選択します。

引数は不要なので「OK」ボタンをクリックします。

操作画面に「O:\vhd_mount.txt」が追加されました。

次に「条件」タブをクリックし、「コンピュータをAC電源で使用している場合のみタスクを開始する」のチェックを外します。

全ての条件に間違いなければ画面下の「OK」ボタンをクリックしてタスクを保存します。

タスクを実行するユーザーアカウントのパスワードの入力を求められるので、パスワードを入力します。

これで全て完了です。
再起動しても仮想HDDがあるかどうか確認します。

エクスプローラで見てみるとDドライブができているのがわかります。

設定の最初の方で仮想ハードディスクのサイズを最大値で入力したので、マイクロSDカードが容量一杯で真っ赤です。
これが気になりますね。

赤くなってるSDカードを見えないようにする

真っ赤になっているマイクロSDカードを目にするのも嫌なので消してしまいたい。
ドライブの表示を消すにはレジストリを弄るしかなさそうです。

スタートボタンを右クリックし、メニューから「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

「regedit」と入力し、「OK」をクリックしてレジストリエディタを起動します。

なお、レジストリを弄るとPCが起動しなくなるなどのトラブルが発生する場合があります。
以下の作業は自己責任でお願いします。

左のツリーから「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer」を探します。
しかし私のLenovoにはPoliciesの下にExplorerがありません。
なので作成することにします。

「Policies」で右クリックし、メニューから「新規 > キー」を選択します。

Policiesの下にフォルダのようなマークの入力欄ができるので「Explorer」と入力します。

次に作成した「Explorer」で右クリックし、メニューから「新規 > DWORD(32ビット)値」を選択します。

画面右側に「新しい値#1」という項目ができます。

この「新しい値#1」の名称を「NoDrives」に変更します。

「NoDrives」を選択し、右クリックメニューから修正を選択します。

表記で「10進数」を選択し、「値のデータ」下記表のドライブ名に該当する値を入力します。
私の場合は「Oドライブ」なので「16384」を入力しました。
間違いなければ「OK」ボタンをクリックします。

ドライブ名 ドライブ名
A 1 N 8192
B 2 O 16384
C 4 P 32768
D 8 Q 65536
E 16 R 131072
F 32 S 262144
G 64 T 524288
H 128 U 1048576
I 256 V 2097152
J 512 W 4194304
K 1024 X 8388608
L 2048 Y 16777216
M 4096 Z 33554432

これで「Oドライブ」を非表示にする作業の完了です。
反映させるには再起動が必要です。

再起動後にエクスプローラを開いてみると、「Oドライブ」が消えています。
これですっきりしました。

それにしてもこの記事だけで画像の使いすぎ。
自分が次回迷うといけないのでと思うと、ついつい画像が多くなってしまいますねぇ。

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