PCの買い換えなどでThunderbirdの引っ越しをすることや、バックアップから復元したいときがあるかと思います。
その場合のプロファイルのバックアップや移動をわかりやすくしたかったのです。
通常、Thunderbirdのプロファイルは
C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default
(C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default)
にあります。
PC内のOfficeファイルやメールデータなどなど、大切なデータをこまめにバックアップしている私としては、Thunderbirdのプロファイルがここに有るとバックアップ取り忘れたりします。
大事なデータは1つのフォルダに集めて、一度にバックアップを取りたいのです。
ということでThunderbirdのプロファイルの保存先を変更しました。
手順は、
1.Thunderbirdを起動し、メニューから「ヘルプ>トラブルシューティング情報」を選択します。
2.アプリケーション基本情報欄の中程に有る「フォルダーを開く」をクリックします。
3.開いたエクスプローラのアドレスバーの「Profiles」をクリックして一つ上の階層に移ります。
「Profiles」フォルダにある「xxxxxxxx.default」フォルダを選択してコピーします。
「xxxxxxxx.default」が複数有る場合は前の画面のアドレスバーの「xxxxxxxx.default」と同じ名前のフォルダを選択してコピーします。
4.コピーした「xxxxxxxx.default」を保存しておきたいフォルダに貼り付けます。
私の場合はCドライブ直下に作ったフォルダ内に入れてあります。
同じ場所にThunderbirdフォルダがありますが、メールのデータの保存先にしてあります。
ちなみに、そこにはマイドキュメントやデスクトップ、ミュージックも移してあります。
ついでに「xxxxxxxx.default」ではわかりにくいので「Thunderbird.default」に名前変更しちゃいました。
5.2の画面に戻ってアドレスバーの「Thunderbird」をクリックし、二つ上の階層に移ります。
6.開いた「Thunderbird」フォルダの中にある「profiles.ini」をメモ帳などで開きます。
7.6行目、7行目の値を書き換えます。
6行目:IsRelative=1 を IsRelative=0 にします。
7行目:Path=Profiles/fvvkrsty.default を 4でコピーした先のパスにします。
私の場合だと C:\任意のフォルダ\Thunderbird.default になります。
これで終了です。
Thunderbirdを起動してみると今まで通り起動するかと思います。
これならPC買い換えでThunderbirdのお引っ越しが必要なときもprofiles.iniを書き換えるだけで簡単に行えます。
そんなにPCを買い換えることもないですけどね(笑)
コメント