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HPE ML110 Gen10 にOSを自力でインストール

Windows Server
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久しぶりにHPEのサーバインストールをしたのですが、今回はサーバが部品ごとに届いてOSは自力インストールでした。
次回のためのメモです。

HPE ML110 Gen10 に Windows Server 2022 STD を自力インストールするのに悩んだお話です。

いつもは完組されたサーバが届いて、電源を入れればOSのセットアップが始まります。
しかし今回はサーバ本体の他にメモリや二重化電源、HDDなどが別で届き、OSもDVDで届きました。
HPEのサーバの納期の関係でこうなったようです。

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メディアから自力インストールの場合

サーバを組み立てて起動し、RAIDの設定を済ませます。
その後にDVDをセットしてワンタイムブートメニューでDVD起動にします。
ところがOSのセットアップが始まるとすぐに先へ進めなくなりました。

メッセージウインドウが表示され「お使いのコンピューターに必要なメディアドライバーがありません。これはDVD、USB、またはハードディスクドライバーの可能性があります。・・・」と書かれています。

なにこれ?ということでHPEのサポートディスクへチャットです。

その結果、メディアから手動でOSインストールの場合、インストール先を認識させるため、事前にスマートアレイコントローラドライバを用意する必要がるそうです。
なので事前に Smart Array コントローラがなにかを調べ、ドライバをダウンロードしておく必要があります。

DVDドライブのドライバが必要かと思ったら、インストール先のドライブのドライバが必要だったわけですね。
途中までWiindowsのセットアップが動いてるしDVDドライバなわけないですよね。

今回の HPE ML110 Gen10 の Smart Array コントローラは「Smart Array S100i SR Gen10」でした。
必要なドライバは HPE Smart Array S100i SR Gen10 SW RAIDドライバー for Windows Server 2022 です。

https://support.hpe.com/connect/s/softwaredetails?language=ja&softwareId=MTX_c84c21b2abb9474cae32c1d71b&tab=revisionHistory

これを上掲画像の「ドライバの読み込み」で読み込ませればOKです。

Intelligent Provisioningから自力インストールの場合

Intelligent Provisioning からOSのインストールが可能です。
この場合「Smart Array S100i SR Gen10」のドライバは不要です。

また、RAIDの設定も同時に行うことができました。
こちらからのインストールのほうが簡単ですね。

[F10] を押して Intelligent Provisioning を起動します。

まずはサーバの初期設定をおこないます。

まずは右上の丸ボタンを押して言語を日本語に変更します。

選択肢は英語と日本語、中国語。
日本語を選択します。

次にインターフェイス言語、キーボード言語を日本語に変更。

タイムゾーンも「大阪、札幌、東京・・・」を選択します。
日付とシステム時刻をあわせておきます。

「Intelligent Provisioning 使用許諾契約書に同意」にチェックを入れて「次へ」をクリック。

なにもせずに次へ。

なにもせずに次へ。

なにもせずに「送信」をクリック。

確認画面が出ますので「はい」をクリック。

「OK」をクリックします。

この画面の前にサーバ再起動がかかったような。。。忘れました。

Intelligent Provisioning のメインのメニューが表示されます。
「Rapid Setup」をクリックします。

「スキップ」をクリックします。

ここまでにDVDメディアをセットしておきます。

「DVD構成」をクリックします。

DVDをチェックしてるのかな?

画面が変わり、RAIDの作成準備がおこなわれます。

推奨の設定が表示されます。

しかしよく見ると Windows はStandard Core になってます。
これだとインストール後はGUI無し(コマンド操作)の Windows になってしまうので変更が必要です。
またRAIDが1で準備されてます。

画面左のメニューから「OS設定」を選択し、OSを変更します。
ただの「Standerd」がGUI付きになります。

その他、コンピュータ名やパスワードなどを必要に応じて設定します。

画面左のメニューから「ストレージコントローラー」を選択します。
右端の鉛筆マークのアイコンから編集(再作成)ができます。

画面左のメニューから「OSボリュームのパーティション」を選択します。

ここでパーティションを分ける必要があれば設定します。
「推奨パーティションの使用」をOFFにすれば変更できます。

「概要およびインストールに戻る」をクリックして最初の画面に戻ります。

右上の「構成の許可」をクリックするとOSのインストールが始まります。

ここから何回か再起動したような。。。
いまいち覚えてません。

自動で Intelligent Provisioning が起動するようですね。

Intelligent Provisioning をクリックしなくても自動で Intelligent Provisioning が起動します。

起動中。

ここでコピーに時間がかかります。

再起動です。
放置してても大丈夫です。

F10など押さずにスルーします。

ようやく Windows のセットアップが始まります。

「ライセンス条項の同意」にチェックを入れ「次へ」をクリックします。

インストールが始まります。

コピーの後に再起動が複数回あったかも。

プロダクトキーを入力して「次へ」をクリックします。

Windowsが起動してログインします。

ドライバの読み込み、インストールなどがおこなわれている模様。

サーバが再起動します。

無事OSのインストールが完了しました。

ご注意

当ブログの記事は全て記載した時点での内容となります。ご覧頂いた時期によっては情報が古くなっていることがあります。

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