スポンサーリンク

HPE ML30 Gen11でVROCを設定してみる

雑記
スポンサーリンク

HPE ML110 Gen11でVROCを設定してみる機会がありました。

以前に「HPE ML110 Gen11でVROCを設定してみる」という記事を投稿をしました。
今回HPE ML30 Gen11でVROCを設定してみると手順が一部違ったりしていたので、改めて記録を残すことにしました。

まずは必要なドライバのダウンロードから。

スポンサーリンク

ドライバのダウンロード

VROCを設定後のWindows Server 2022をインストールするのに必要なドライバをダウンロードします。
ついでにWindowsインストール後にVROCを確認するためのツールもダウンロードします。

https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docId=sd00002239ja_jp&page=GUID-85E7D861-624A-4FAF-A9D9-EBD896FF9AEF.html

上記サイトにアクセスしドライバ等をダウンロードします。

今回は「Intel VROCドライバーfor Microsoft Windows Serverドライバー」の「Windows x64 for SATA SSD」と「Microsoft Windows用Intel VROC UIドライバー」をダウンロードしました。

ダウンロードしたファイルはUSBメモリに入れてHPE ML30 Gen11サーバに接続しておきます。

VROCの設定

HPE SmartアレイSRコントローラが取り付けられている場合は、電源を入れた後に「F10」キーを押してIntelligent Provisioningを実行します。
しかし、今回のHPE ML30 Gen11にはな取り付けてなかったので「F9」キーを押してUEFIシステムユーティリティを起動します。

まずはVROCを利用できるように有効化します。

メニューから「システム構成」をクリックします。

「BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)」をクリックします。

内蔵SATA構成を「SATA AHCIサポート」から「Intel VROC SATAサポート」に変更します。

確認画面が表示されるので「OK」をクリックします。

「Intel VROC SATAサポート」を選択します。

変更を保存するのですが、画面下のボタンは押せないのでストレージオプションをクリックして一つ前の画面に戻ります。

「F12:保存して終了」をクリックし、確認画面で「はい 変更の保存」をクリックします。

確認メーセージが表示されるので「OK」をクリックして再起動します。

再起動時に「F9」を押してUEFIシステムユーティリティを起動します。
起動したらVROCの設定をおこないます。

メニューから「システム構成」をクリックします。

Intel(R) VROC SATA Controllerをクリックします。

表記が「Non-RAID Physical Disks」となってます。

「Create RAID Volume」をクリックします。

この画面で設定をおこなうことになります。

今回はRAID1(Mirror)で設定します。

上の画像の赤枠部分を設定します。

RAID Levelで「RAID1(Mirror)」を選択します。

Select Disksでそれぞれ「✕」を選択します。

一番下にある「Create Volume」をクリックします。

「Yes」をクリックします。

表記が「Non-RAID Physical Disks」から「RAID Volumes」に変わりました。

保存をするので「システムユーティリティ」に戻ります。

「F12:保存して終了」をクリックし、確認メッセージで「はい・変更の保存」をクリックします。

サーバの再起動がおこなわれます。起動途中に「F10」キーを押して「Intelligent Provisioning 」からOSのインストールをすることができます(確認済み)。
しかし今回はそのまま「F10」キーを押さずにDVDからのインストールをおこなってみました。

ちなみに上の画面が出るタイミングでネットワークにつながっていると、DVDからのインストールに進まないようです。
再起動前にLANケーブルを抜いておきます。

「起動するオペレーティングシステムを選択するか、TABキーを押してツールを選択します」というメッセージが表示されるのでエンターキーを押します。

DVDが読み込まれます。

言語選択をおこないます。
この画面は購入製品によっては、出ない場合もあります。

「Windows Server 2022 Standard (Desktop Experience)」を選択します。
一つ上の「Windows Server 2022 Standard」を選ぶとコマンドでの操作するWindowsになってしまいます。
間違えないように選択します。

「Custom:・・・」を選択します。

ドライバを読み込むトライブを選択する必要があります。
「Browse」をクリックします。

再び「Browse」をクリックします。

記事の上の方でダウンロードしたUSBメモリを選択します。

表示されたドライバを選択して「Next」をクリックします。

パーティションを分ける必要があれば、「New」をクリックします。
今回はこのまま「Next」をクリックして先に進みます。

以降はWindowsの指示の通りに進めていけばOKです。

Windows Server 2022 インストール後

Windows Serverをインストール後は、サーバ用の各種ドライバを入れます。
デバイスマネージャーを確認するとPCIなどのドライバでエラーになっているかと思います。

何を落としてくればいいのかわからなかったのですが、サポートサイトから「Gen11 Service Pack for ProLiant」をダウンロードして実行すればOKだったようです。(他にも必要なものがあるのかもしれません)

ダウンロードしたISOファイルをUSBメモリに入れてサーバに接続します。

接続後にサーバからこのファイルをダブルクリックします。

ISOファイルがエクスプローラで開くので「launch_sum.bat」ファイルを探します。

「launch_sum.bat」ファイルを右クリックして「管理者として実行」をクリックします。

コマンドプロンプト画面が開き、上記あたりで暫く動きが止まります。

待ってると先へ進みます。

MS Edgeが起動してきます。
「詳細設定」をクリックします。

「localhostに進む(安全ではありません)」をクリックします。

「Smart Update Manager」が表示されます。
「ローカルホストガイドアップデート」をクリックします。

モードを「自動」にして「OK」をクリックします。

後は完了まで待てばOKです。

これで問題なく終了だと思います。

余談

スピーカに赤丸の✕が付いているのでドライバが入っていないのかと思ったら、サウンド関連が入っていないのだとか。

デバイスマネージャにエラーが出ていないので何故だと思っていたのですがね。
ちょっと慌てました。

ご注意

当ブログの記事は全て記載した時点での内容となります。ご覧頂いた時期によっては情報が古くなっていることがあります。

雑記
スポンサーリンク
periodをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました