電子ペーパー・BOOX Nova3 Color で kindle アプリとブラウザを使うため購入しました。
前回は購入からGoogle Playの有効化まで。今回が本編かな。
3回に分けて記載する2回目です。
前回は初期設定で「Google Play」の有効化までを記載しました。
この後の記事はバッテリー・カラー表示について記載してます。
今回はKindleアプリを使ってみます。
Nova3 Color と Kindle Oasis を比べてみる
まずは Kindle Oasis との大きさの比較から。
Nova3 Color はAndroidタブレットらしい形をしているので、高さはKindle Oasisに比べるとかなり大きく感じます。
幅は Kindle Oasis の方がわずかに大きいです。
しかしディスプレイの幅は Nova3 Color の方が大きいです。
Nova3 Color、Kindle Oasis 共にディスプレイのアスペクト比は 4:3 です。
マンガや雑誌の見開きを見るには良い比率ですよね。
kindle アプリ を入れてみた
Kindleアプリは「Google プレイ」からインストールします。
インストール後にKindleアプリに対して、この「Nova3 Color」独自の設定をします。
メニューから「アプリ」を選択し、アプリのアイコンを長押しします。
するとメニューが現れるので、その中から「最適化」を選択します。
DPI設定ですが、アプリの初期値が300でNova3 Colorの初期値が350のようです。
私は396という中途半端な値を設定しています。
DPIを大きくするとアプリのメニューが大きくなるので操作しやすくなります。
フォントの太字化にもチェックを入れてますが、効果は感じられなかったですね。
背景の希薄化はチェック外しておいた方が良さそうです。
リフレッシュモードは「Regal」を選択しています。
「Regal」を選択し、別の設定(リフレッシュ設定)のところで「ノーマルモード」を選ぶことで残像を少なくし綺麗な背景で文字が読めるようになります。
ちなみに 「ノーマルモード」 以外の設定だと「Regal」は無効になるそうです。
それ以外は初期値のままにしてます。
「Use Full Refresh When page switched」は「ページをめくったときに完全リフレッシュする」というもののようですが、効果がイマイチわかりません。
その他のところはKindleアプリを使う上では効果が得られないと思われる設定です。
そのまま変更せずにおきました。
ここまで設定してKindleアプリを起動します。
「Nova3 Color」の起動後やスリープからの復帰後の起動には5秒ほど時間がかかります。
最初のうちは起動しないのかと思って、アイコンを連打してしまいましたよ。
しかしKindleアプリからホームへ戻りすぐにKindleアプリに戻るなら瞬時に開いてくれますね。
起動後、Kindleアプリのホームで画面右上にある矢印が回転しているマークが「リフレッシュ設定」になります。
この「リフレッシュ設定」を「ノーマルモード」にしていないと、先ほどの「Regal」設定が有効になりません。
kindleアプリ と Kindle Oasis で見え方を比べてみる
まずは画面の色合いの比較から。
左が Nova3 Color で右が Kindle Oasis です。
フロントライトはどちらも私の目で丁度いい程度にしていますが、 Kindle Oasis の暖色系はOFFにしてます。
それでも Nova3 Color の方が冷たく感じる画面、実機ではちょっと青みがかって見えますね。
よく見るとドットの横線が入ってます。
これはカラーのドットが見えてしまってるからですね。
この写真でははっきり見えているように見えますが、文字が少しぼやけて見えるし、黒い字が少し薄くなってます。
Kindle Oasisにはドットの横線がないので読みやすいです。
太陽の光を浴びて撮影してみましたが、光が当たっているのにはっきりと見えるところは E Ink のいいところ。
よく見るとドットがわかります。
まるで刺繍を見ているかのようです。
おそらく鳥の背景は白だと思うのですが、ドットの横線で青く見えてしまいます。
この青く見えるのと、文字が薄くなっている影響で本を読んでいると疲れるのです。
せめて文字がもう少し黒くなってくれれば。。。
文字を少しでも読みやすく設定を変更する
さて、本を読見つつブラウザでの検索にも使えたらと思い購入した「Nova3 Color」ですが、肝心の本が私には読みにくいのです。
そこで、設定でもう少しなんとかできないかと試してみました。
まずは「最適化」の変更から
DPIを400に変更しました。
こうすることでKindleアプリのメニューボタン類が大きくなり、タッチしやすくなります。
ただし、マーカーのカラー選択は色が重なって選べなくなるので、マーカーを使われる方は350の方がいいと思います。
また本文の文字のサイズが大きくなるので、フォントの設定でフォントサイズを小さくする必要があります。
次に背景の希薄化にチェックを入れ、詳細設定ボタンを押します。
暗い色の強調表示を60にしました。
この値を大きくすると文字が太く、濃くなります。
ただし、マンガ、コミックスを読む場合は暗いシーンで絵が潰れると思われます。
上の画像の左が「システム設定を使用する」にチェックを入れた場合で、右が「暗い色の強調表示」を60に設定した場合。
ワンピースの表紙で見比べましたが、右の方が色が濃くぱっと見綺麗ですが、色の濃い部分は見分けがつかなくなってます。
マンガ、コミックス等の場合は「システム設定を使用する」にチェックを入れて読んだ方が良さそうです。
アイコン色を100にします。
「背景の希薄化」にチェックを入れたので、アイコン類が薄くなってます。
ここの値を大きくすることで、アイコン類の色を濃くします。
それ以外は値を変えても変化がなかったのですべて0にしました。
次にフォントの設定です。
DPIを大きくしたのでフォントサイズが大きくなってます。
ここで好みの大きさに変更します。
ページの色は白?(左端)を選択。
ちなみ黒を選択すると・・・
ドットの横線はなくなりますが、文字が青みがかった白になり薄くて読みにくいです。
約1ヶ月使ってみた感想
購入してから毎日2時間くらい設定を変えながらKindleアプリを利用してきました。
漸く設定が定まってきた感じです。
そして背景が青みがかった色をしているのにも慣れてきました。
全体的に動作のサクサク感はないのですが、当初の思いの通りKindleで本を読みつつ、ブラウザで検索するという使い方ができるので、とりあえず満足しています。
STRAVAやSmartNewsなど、私がよく使うアプリも使えるので、iPhoneから離れることができていますよ。
やっぱり電子ペーパー・E Inkは目に優しいですからね。
少しは目の痛みが和らいできた気がしています。
この後の記事はBOOX Nova3 Color のバッテリー・カラー表示について記載してます。
購入から設定までの部分は前回の記事をご覧下さい。
やはりカラーではないBOOXが気になり、新発売された「BOOX Nova Air」を購入してしまいました。
「BOOX Leaf」を購入してしまいました。
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