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HP EliteBook 830 G8の液晶ディスプレイパネルを交換する

PC
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ついうっかりHP EliteBook 830 G8の液晶ディスプレイパネルを壊してしまいました。
amazonで検索すると液晶パネルだけ売っていたので交換することにします。

掃除中に液晶画面をぶつけてしまい表示できなくなってしまいました。
黒い画面に薄っすらと虹がかかっったような、液体が流れてるようなものが見えます。

外部ディスプレイを繋げれば表示できるのですが、このままというわけにもいかないので修理することにします。

幸い検索してみたらamazonでHP EliteBook 830 G8用の互換液晶パネルが販売されていたので。。。

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ディスプレイを外す

液晶パネルの交換はディスプレイを本体から外したほうが作業しやすい、または外さないと作業できないと思われました。
なのでディスプレイと本体を分離させるところから始めます。

まずはHP EliteBook 830 G8を裏返し、5本のネジを外します。

ケースはヒンジ側の方から簡単に外れます。

本体からディスプレイを外すためには、上写真の赤枠のコネクタやネジを外します。

まずは作業するに当たって、念のためにバッテリーを外します。
上写真の赤枠のコネクタを外します。

ちなみにバッテリーを交換するなら、コネクタを外したあとにバッテリーを固定しているネジを4本外せばOKです。

左右から少しずつ力をかけて引き抜きました。
今回外したコネクタの中では一番外しにくかったです。

次に右上のコネクタを外します。
上写真右側の赤枠のコネクタは、黒いテープを上に引っ張ると簡単に外れました。

外した状態です。

左側のコネクタです。
上写真左のコネクタは先程と同じく、黒いテープを上に引っ張ることで簡単に外れます。

外した状態です

ディスプレイのヒンジを外します。
左右2箇所、合計6本のネジを外します。

まずは右側の2本。

左側の4本。

本体を持ち上げ、ディスプレイを90°開くようにすると簡単に分離します。

液晶パネルを外す

次に液晶パネルを外します。
私の中ではここの作業が一番不安でした。
ネジ類が見当たらないので、無理に引っ張って良いものか。。。

ディスプレイの左右横の黒いベゼル、液晶側から指の爪を入れて引っ張ると持ち上がります。
黒いベゼル部分には両面テープが付いて、尚且つケースに引っ掛ける爪が沢山付いてるので、折らないように丁寧に、そして慎重に横側ベゼル部分のみを浮かせます。

このまま黒いベゼルを全部外そうかと思ったのですが、上下部分がくっついてて上手く外れません。
本当に両面テープだけで貼り付けているのか不安になります(実際には黒いベゼルの爪がしっかり引っかかっているので上手にやれば剥がせると思います)。

両面テープだけで貼り付けられているのか不安だったので、同じく両面テープで張り付いていると思われる液晶パネルごと外せないか確認してみました。

隙間から液晶パネルの裏側を見ると、液晶パネルを固定している白いテープが見えます。
これを指で引っ張ります。
丈夫な両面テープなので切れずに左右横辺部分から引き出し、剥がせます。

最初の指でつまむ分を引き出す際にはこちらのツールを使用しました。

このセットの中のオレンジ色の棒を使って、指でつまむ部分を掻き出しました。

これで液晶パネルをはがせました。
液晶パネル下部にあるコネクタが繋がったままなので、これを外します。

結局この時点では黒いベゼル部分は、まだ液晶パネルに張り付けたままにしました。

液晶パネルのコネクタ部分には透明なテープが貼られています。
絶縁かな?

コネクタを外すレバーが見えてます。
これを引っ張ればコネクタが外れます。

テープを外してレバーを引っ張り上げました。
持ち上げただけでコネクタが外れます。
取り付ける時に苦戦しそうな予感がします。

ケース側に残った配線部分。

余談ですが、液晶パネルを外す際にヒンジ部分のケースも外したほうがいいかと思い、引っ張ってみたのですがうまく外れませんでした。
液晶パネルを外した後で見てみるとネジで固定されてました。
実際、外す必要がなかったので、無理に外そうとしなくてよかったです。

液晶パネルを外した後にベセルの黒い部分を外します。
こちらも4辺を両面テープで固定しただけでした。
両面テープは一番幅の広い底辺部分で8mm幅、その他の3辺は2mm幅でした。

外す際は壊れている液晶パネルを気にせずに、黒いプラスチックのベゼルを曲げないよう、傷つけないように気をつけます。

ケース側、左右の黒い部分に白い丈夫な両面テープが貼られ、液晶パネルが固定されていました。
組み立てるときもこの部分に両面テープを貼る必要があります。

この部分のテープは6mm幅位でしたね。
上で書いた通り、テープを引っ張って剥がした後なのではっきりしたサイズがわかりませんでした。

外した液晶パネルの背面、型番は B133HAN05.H でした。
これで検索するとamazon他で互換品が販売されています。

今回私はこちらの商品を購入しました。

組み立てる

分解した液晶パネルの型番を確認して、amazonで注文します。

翌日には液晶パネルが届きました。

こちらが届いた液晶パネル。
発泡スチロールのケースに入っていて、曲がらないように配慮したのがわかる梱包です。

届いた液晶パネルの型番はB133HAC02.0
互換品ということになります。

表面に保護フィルムが貼ってあったので剥がします。

黒いベゼル部分の枠の裏面に両面テープを貼ります。

両面テープは1mm、2mm、3mm、5mmの4本セットを購入しました。

左右と上の3辺は2mmで、下辺は8mmを買うのがもったいなかったので5mmを使用しました。

今回購入したものは長さが50mあるそうなので使いきれません。
今回の為だけに使用するには勿体ない気がしますが、仕方ありませんね。

黒いベゼルの枠を液晶パネルに貼り付けます。

上の写真の指紋は私のではないですよ。
中国製なので中国で付けられたものだと思われます。
記念にこのまま拭き取らずに使います(笑)

表面。
こちらの指紋は私です(笑)
完成したら拭き取ります。

今回の組み立てで一番苦戦したのが、この黒いベゼルの枠を貼り付ける作業でした。
貼り付ける位置をガイドしてくれる目印がなくて、上で合わせると下に液晶パネルの金色っぽいシートがはみだして見えてしまいます。
上に合わせ過ぎず、左右の中心になるように貼り付けました。

黒いベゼルに両面テープを貼る前に液晶の貼り付け位置を確認しておいたほうが良いかと思います。

ケースの左右両脇に両面テープを貼り付けます。
上写真の赤枠部分です。

テープは以前に別件で購入していた5mm幅で0.4mm厚のものを使用しました。

液晶パネルにコネクタを接続します。

ロックを掛けます。

透明テープの粘着力が弱っていたので、代わりに絶縁テープを張っておきました。

絶縁テープも別件で購入していたものを利用しました。

これでディスプレイ部分が完成です。
この後本体と接続します。

ディスプレイと本体が90°くらいのところで嵌め込むと、ヒンジ部分をうまく取り付けられます。

ヒンジ部分のネジを止めます。
左が4本、右が2本です。

左側の配線をします。

右側の配線をします。

最後にバッテリーのコネクタを接続します。

カバーを付けてネジ止めです。
上写真の上段、両脇の2本は斜めにねじ込む必要があります。

電源を入れてみると無事起動しました。
問題なく入れ替えたとは思いますが、電源を入れる瞬間は心拍数が上がりますよ。

最後に指紋を拭き取り完成です。

思っていた以上の出来栄えでした。
液晶の互換部品が売っていることにも驚きですが、素人にも交換が可能だったのはすごいことですね。
でも、もうやりたくはないです。。。

ご注意

当ブログの記事は全て記載した時点での内容となります。ご覧頂いた時期によっては情報が古くなっていることがあります。

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