以前共有のHDDにアクセスできなくなって、SMB1.0を確認したら無効化されていたことがありました。
今回はSMB1.0が有効なのにアクセスできない場合です。
SMB1.0が無効になっていてアクセスできなかった時の記事はこちら
→ 何故か?一部の共有HDDにアクセスできなくなった
今回は新たに購入したNASにアクセスできなかった件です。
エクスプローラからIPアドレスでアクセスすると「ネットワークエラー」のメッセージが出てしまいます。
他の人たちのPCはアクセスできているので、私だけできないのが不思議でした。
新しいNASなので SMB1.0 は不要だろうと思いつつもチェックが入っているのを確認します。
→ 何故か?一部の共有HDDにアクセスできなくなった
何回かテストをしているうちに、スタートボタンの右横にある検索からIPでアクセスしました。
そしたら今までと違うエラーが表示されましたよ。
調べてみたら次のようなものがありました。
→ Windows の既定で無効になっている SMB2 のゲスト アクセス
NASのアクセス権限を変更すればいいのでしょうが、取り急ぎ私のPCの設定を変更します。
以下の変更はセキュリティの低下になりますので、変更される方は自己責任ということでお願いします。
ローカルグループポリシーエディターを使用する
「ローカルグループポリシーエディター」はwindows10 Pro以上のエディションでないと使えないようです。
「Windows」キー+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し「gpedit.msc」を入力して「OK」ボタンをクリックします。
「ローカルグループポリシーエディター」が起動したら、左のツリーから
コンピューターの構成>管理用テンプレート>ネットワーク>Lanmamワークステーション
と辿ります。
右側の「安全でないゲストログオンを有効にする」をダブルクリックして開きます。
左上にある「有効」に●を入れて「OK」をクリックします。
レジストリエディタを使用する
「Windows」キー+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し「regedit」を入力して「OK」ボタンをクリックします。
「レジストリエディター」が起動したら左のツリーより
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters
と辿ります。
画面右にある「AllowInsecureGuestAuth」をダブルクリックして開きます。
「値のデータ」に「1」を入れ「OK」をクリックします。
レジストリエディターを終了します。
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